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2024-07-29
社長インタビュー
建設業界の「人材」の現状と課題/株式会社サンライズ
建物の解体工事を専門に行っている株式会社サンライズ(以下、サンライズ)の酒井一謹代表取締役は、大手不動産会社での営業や大手建設会社での現場監督の経験を持つ、建設業界において長いキャリアを持つベテランだ。
社名は「すべての建設は解体から始まる」という思いを込めて「日の出」を意味するサンライズにしたという。
今回は、解体業を専門にしているサンライズの強み・今後のビジョンについて、建設業界の「人材」の現状・課題について、酒井代表の熱い思いを聞いた。
サンライズについて教えてください
サンライズは、神奈川県横浜市と川崎市・東京都を中心に「価格」「速さ」「信頼性」をモットーに、見積もりから工事までの全工程を請け負っている地域密着型の解体の専門業者です。
近隣への配慮や安心安全を第一とした施工管理を徹底することで「クレームのない解体業者」とお客様から評価を頂いており、技術力の高さとお客様からの評判のよさをきっかけに建物の解体を希望される多くのお客様とお付き合いさせて頂いております。
サンライズの強みは?
第一に「クレームのない解体業者」という点が強みです。
事前に近隣へ挨拶に伺うことで工事中のトラブルやクレームを未然に防ぎ、「信頼できる解体業者」として安心感を持っていただけるように最善を尽くしています。
また、粉塵や騒音の対策、現場付近の清掃も徹底して行っており、ご依頼いただいたお客様はもちろん、近隣の方にも信頼していただける地域密着型の業者を目指し、ひとつひとつの作業を丁寧に取り組んでいます。
また、「自社施工」という点もサンライズの強みです。
BtoCでのご依頼の際、基本的には見積サイトを通して発注する為、様々な中間マージンが発生するのが一般的ですがサンライズは自社施工の為、そのマージンをカットすることが可能です。
中間マージンが発生しないので、平均で約30%程安くできるのが強みになります。
また、自社で一貫管理をして工事を行うことで、業者間の引き継ぎが省ける為、施工が早く終わるというメリットもあります。
今後のビジョンについて教えてください
今まではBtoBをメインに施工をしてきましたが、BtoCにもさらに力を入れていきたいと考えています。
BtoCに目を向けた理由としては、会社の業績アップはもちろん、社員のやりがいにも繋がるためです。
実際にBtoCの案件が増えたことにより、お客様より直接「ありがとう」の言葉をいただくことや仕事が評価される機会も増え、「嬉しかった」という社員の声が多くありました。
家を壊すという、形のない仕事にロマンが見つけづらい中、お客様からの「ありがとう」の声が社員のやりがいになります。
現在はBtoCのシェアを全体の15%まで高めることに成功しましたが、当面の目標は20%、将来的には40%までBtoCのシェアを高めていきたいと考えています。
Barがあると聞いたのですが、オフィスへのこだわりは?
私の趣味もありますが、社員に喜んでもらいたいという思いが強いですね。
それによりオフィスの雰囲気を良くできればと考えていて、Barの他にも、昼食で休憩できるスペースやベランダでBBQも出来るようにもなっていて、実際に社員も喜んでくれています。BBQはまだ2回しかやっていないですが…(笑)
SDGsへの取り組みはされていますか?
これは仕事上、絶対に意識しないといけない問題ですね。
我々が最終的にごみを正規に処分するということ自体がSDGsに繋がると考えていて、お客様からごみの処分も含めて料金を頂いているので、そこは徹底しています。
また、サンライズは「TABLE FOR TWO」というプログラムに参加していて、解体工事1件につき約25食の給食を開発途上国の子どもたちに寄付しています。
2024年6月時点で、累計で約1万食以上の支給をしている計算です。
建設業界の「人材」の現状について
一言でいうと非常に厳しいです。
我々も一生懸命事務所を綺麗にして働きやすい環境を作り、様々な資料も作成して求人広告を出すこともありますが、なかなか応募が来ないのが現状です。
理由としては、朝から夕方まで稼働しており、さらに土日も現場は動いているので一般的な雇用体系にマッチしないこと、そして給料を時給換算にすると最初はどうしても安くなってしまうという点が考えられます。
また、3K(きつい・汚い・危険)という環境下で働く日本人は減ってきている印象です。それに伴い、建設業界全体で外国人労働者は年々増えてきていて、その中でも解体業は、外国人が働いている率はトップレベルですね。
全国の解体業者と話をする機会があるのですが、その中でも関東が特出して多く、肌感では3~4割を占めています。
特に現場で働く人においては、外国人労働者が5割を超えてくるのではないかと予想しております。
ただでさえ建設業界を選ぶ人が少ない上に、さらに解体業を選ぶ人が少ないので採用が難しく、採用したいのに人材がいないのが現状です。
建設業界の「人材」の今後について
さらに難しくなっていくと思います。
日本円の価値が世界的に下がってきている今、外国人労働者にとって日本で稼ぐメリットが無くなり、外国人労働者の採用すらも難しくなっていくと考えられます。
解体業に関しては、肉体労働ではなく技術力が求められるオペレーターやドライバーなどをシニア層の方にやっていただく事が人材不足を解消への道ですね。
サンライズでは実際に70代のオペレーターの方もいて楽しく働いてもらっています。
60代で雇用すれば、約10年は働いてもらえる可能性はあるのでしっかり見極めながら積極的に採用していきたいと思っています。
どんな人材を求めているか
我々としては、長く働いてもらいたいので、10代~20代の建設業が好き、建設業界で生きていきたいという方がターゲットです。
基礎的な仕事からオペレーターになり経験を積み、最終的には一軒の解体を任せられるのが理想です。
しかし実際は60代の方からの応募が多いのが現状なので、シニア世代の経験がある方を採用して10年ほど一生懸命働いてもらうのが現実的な採用の方針になっていくと思います。
建設業界で目指せる夢・キャリアプランは?
建設業界の職人は、必ずどこかの社長の元で働いてきているので、そこで儲かっている社長が職人に夢を見せることが大事です。
そこで夢を見せられた職人が、社長みたいな生活・車・家に住みたいと10年20年頑張って成長し認められ独立をしていくことで、本当のパートナー・グループ会社になっていけることが建設業界のロマンです。
実際に私自身も、社員たちがここでノウハウを覚えて、いずれ独立した際には協力しつつ切磋琢磨していければいいなと本気で思っています。
独立することによって収入も何倍も上がってくると思うので、夢がありますよね。
昔は、中学・高校を卒業して職人で食べていきたいという若者が働く場が建設業だったのですが、今はそういう子が減ってきている印象です。
建設業は続けていけば稼げるし、手に職を付けて将来、経営者になるなど、夢がある仕事なので、建設業界全体のイメージを夢がある業界という方向に持っていきたいです。
建設業界に就職を検討している方にメッセージをお願いします!
建設業界の楽しさは、建築の場合は建物が出来上がっていく姿、解体の場合はそれが無くなって更地になっていく姿、こういった変化を見られるところです。
私自身、10代の頃のアルバイトから建設業界にいたので業界歴が長いのですが、新たな時代がスタートする感覚で今でもワクワクします。
また、朝から体を動かしているので終わった時に充実感を得られますし、それを毎日繰り返していくことで、健康にもなりますね(笑)
汗をかいて一日が終わって、その日に飲むビールが美味しいと思えるのが建設業の原点だと私は思っています。
解体業においては、両隣に住んでいる人がいる真ん中で家を壊すという、どうしても人に迷惑をかけてしまうこともあり精神的負担が大きい仕事になりますが、責任を持ちながら頑張って続けていけば稼げる仕事でもあるので一緒に頑張りましょう!
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広報
株式会社ブレインズ・
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酒井 一謹
株式会社サンライズ
代表取締役社長
オカモト
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夏苅 雅貴
株式会社ルーティングフォー
代表取締役